2020.09.05更新

残暑厳しい毎日ですが、暦の上ではすでに秋。八百屋さんの店先にも秋の果物が並んでいます。暑さに疲れた体に、みずみずしい果物はのど越しが良く、水分補給にもなって一石二鳥・・・なんて、朝昼夕と毎食果物を召し上がっていませんか?「柿が赤くなると医者が青くなる」「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という有名なことわざのためか、果物は体に良いというイメージが強く、積極的に召し上がっている方も少なくありません。「果物は体に良いのでしょ?」と聞かれると、栄養士である私は「はい、ビタミン、ミネラル、食物センイが豊富で、野菜と同じように体の調子を整えることが期待される良い食べ物です」とお答えします。そして、「しかしながら果物のことを「水菓子」と言うように、果物には糖質(果糖、ブドウ糖)が多く含まれます。果物の食べすぎは果糖の過剰摂取により、中性脂肪の増大や肥満につながりますので、1日の適量を守り、食べるタイミングに気をつけましょう。」とご案内します。fruit1
1日の適量:リンゴなら半分、バナナなら1本、桃なら1個、梨なら半分が適量です。
梨もリンゴも食べたい時はどうしましょう?リンゴ1/4個と、梨1/4個にしましょう。
食べるタイミング:「朝の果物は金、昼は銀、夜は銅」ということわざがあります。朝は活動するためのエネルギーが必要で、反対に夜は活動が減るのでエネルギーが余り、脂肪として体に蓄えられやすいためです。果物は朝に召し上がるようにして、15時以後は控えるようにしましょう。fruit2

投稿者: 大船睡眠・糖尿病内科

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