2020.09.12更新

9月に入っても暑さ厳しい毎日が続いています。いかがお過ごしですか?
「こんなに汗をかくのだから、塩分は摂った方が良いのではないかしら?」「なんで塩分は控えめにしなければいけないのかしら?」そんな風に思われることもあるかと思います。
結論から申し上げれば、お食事がとれていれば追加してお塩を摂る必要はありません。食事の中に、人間が生きていくために必要な十分量のお塩が入っているからです。何も味付けをしなくても、食材そのものにお塩は含まれていますし、ほんの小さじ一杯の醤油をかければその中にお塩は1gあるのです。salt4
旧石器時代、人間の一日塩分摂取量は1.5g程度だったと言われています。食塩はもともと保存の為に使われてきましたが、醤油、味噌の調味料に代表されるように、日本人は元来塩味を好む食文化です。1950年代に最も多く、一日20gの塩分摂取量があったと言われています。しかしながら、脳卒中になる方が多く、減塩モードへシフトしていったという歴史があります。現在の日本人の食塩摂取量は一日約10gです(男性11g、女性9.4g)。血圧に効果があると言われる6gまで、もう少し塩分を控えめにする必要がありそうです。salt2
食事で食塩を摂り過ぎるとどうなるでしょうか。例えばラーメン屋さんに行ったところ、ご主人こだわりのスープはとても美味しく、ゴクゴク飲み干しました。しばらくするとのどが渇き、お水をたくさん飲むようになります。人間には「恒常性」と言って、体の中の状態を一定に保とうとする力があります。ラーメンのスープを全部飲むと、約6gの塩分が体の中に入ってきます。塩分が濃い状態の体を、元の状態に戻そうと、のどの渇きが教えてくれます。水をたくさん飲んで塩分を薄めると、血液中の水分量が増え、血管を圧迫し、「高血圧」を引き起こします。更にこのような状態が長く続くと血管が傷つき、動脈硬化から脳の血管が破裂して脳卒中を起こす危険が高まるのです。高血圧と食塩過剰摂取が原因で起こる数々の病気は、日本人の死因や介護の原因となっているのです。
減塩がなぜ必要かについて書いてきましたが、次回はレッツ!トライ!減塩クッキングです♪ 美味しくてお塩控えめの食べ方、調味方法をご紹介したいと思います。

投稿者: 大船睡眠・糖尿病内科

2020.09.05更新

残暑厳しい毎日ですが、暦の上ではすでに秋。八百屋さんの店先にも秋の果物が並んでいます。暑さに疲れた体に、みずみずしい果物はのど越しが良く、水分補給にもなって一石二鳥・・・なんて、朝昼夕と毎食果物を召し上がっていませんか?「柿が赤くなると医者が青くなる」「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という有名なことわざのためか、果物は体に良いというイメージが強く、積極的に召し上がっている方も少なくありません。「果物は体に良いのでしょ?」と聞かれると、栄養士である私は「はい、ビタミン、ミネラル、食物センイが豊富で、野菜と同じように体の調子を整えることが期待される良い食べ物です」とお答えします。そして、「しかしながら果物のことを「水菓子」と言うように、果物には糖質(果糖、ブドウ糖)が多く含まれます。果物の食べすぎは果糖の過剰摂取により、中性脂肪の増大や肥満につながりますので、1日の適量を守り、食べるタイミングに気をつけましょう。」とご案内します。fruit1
1日の適量:リンゴなら半分、バナナなら1本、桃なら1個、梨なら半分が適量です。
梨もリンゴも食べたい時はどうしましょう?リンゴ1/4個と、梨1/4個にしましょう。
食べるタイミング:「朝の果物は金、昼は銀、夜は銅」ということわざがあります。朝は活動するためのエネルギーが必要で、反対に夜は活動が減るのでエネルギーが余り、脂肪として体に蓄えられやすいためです。果物は朝に召し上がるようにして、15時以後は控えるようにしましょう。fruit2

投稿者: 大船睡眠・糖尿病内科

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