2023.07.02更新

 暑中お見舞い申し上げます。院内での栄養の日イベント「栄養ワンダー」は3回目を迎えました。今年のテーマは「間食の、すすめ」です。当院に通院されている患者様は、血糖値のコントロールをされている方が多くいらっしゃいます。「食事は規則正しく3回でしょ?」「間食して良いの?」と疑問に思われることと思います。
 1日3食は、健康的な食生活の基本として長年日本で推奨され、広く受け入れられてきました。朝、昼、晩、1日3回食べることで、必要なエネルギーや栄養素を確保できるからです。しかし、現代はライフスタイルが多様化し、毎日規則正しく、1日3回食べることが難しい人が少なくありません。仕事で帰宅が遅く、昼食から夕食まで長時間あいてしまう人、夜勤がある人、休み時間が取れず昼食代わりにお菓子をつまんで過ごしている人。このような多様なライフスタイルに合わせて食事を変えることが求められています。そこで今年のテーマです。1日3回の「食事」にこだわらず、適切な「間食」を取り入れることです。
 「間食」とは食事と食事の間に食べる物のことです。おやつを食べて下さい、ということではありません。取り入れ方として大事なのは、1日に食べる総量を変えないことです。一般的に、寝ているとき以外に食事と食事の間が6時間以上あくと、エネルギーや栄養素が不足して、脳や体の機能が低下したり、次の食事でドカッと食べ過ぎたりすることにつながる可能性があると考えられています。そこで「間食」の出番となるわけですが、ご自分の身体活動や健康状態にあった「間食」は、何をどの程度食べていいのか判断しにくいことがあると思います。院内では管理栄養士が、ライフスタイルに合わせた「間食」の取り入れ方をご提案しています。毎日の食生活にお役立ていただければ幸いです。

栄養ワンダーオンライン
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投稿者: 大船睡眠・糖尿病内科

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