インスリン自己注射の際の消毒について

 現在、アルコールなどの消毒薬が入手困難となっているため、インスリン自己注射時の消毒について問い合わせをいただくことが多くなりました。インスリン注射の際、注射部位の皮膚をアルコール綿などで消毒しますが、アルコールを含む消毒液には70-80%エタノール(消毒用エタノール)や70%イソプロパノール、アルコール過敏のある方はグルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、あるいは10%ポピドンヨードや2%ヨードチンキなどが使用可能です。普段ご使用になっている個包装の消毒綿も店頭から消えているようですが、もしボトルの消毒薬を薬局で購入できたらカット綿も併せて購入し、小さな蓋付きのタッパーに入れて消毒液で浸して使用して下さい。ただし、どうしても消毒ができない時や緊急時は、ためらわず消毒せずにインスリンを打ってください。なお、今後のためにも、糖尿病に関する災害時マニュアルをご一読することをお勧め致します。<https://www.cad-net.jp/introduction/about/our_work/anti-disaster_measures/pdf/diabetic_a4_rev2.pdf > アルコール綿カット綿とタッパータッパー使用例

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