こんなお悩みありませんか?
- 糖尿病を治療している
- 高齢になり、足の手入れが難しい
- 足に手が届かない
- 自分で足の爪を切れない
- 自分で確認できないが、歩くと足の裏が痛い
フットケアとは
糖尿病の方は様々な合併症に注意が必要ですが、中でも気をつけたいのが足病変です。その理由は、糖尿病の影響で足がトラブルに弱くなっているからです。
糖尿病による神経障害・・・ 感覚が鈍くなるため、靴ずれ・たこ・けがや傷等に気づきにくい
動脈硬化による血流障害・・・ 傷が治りにくい
高血糖による免疫力の低下・・・ 細菌に感染しやすい、傷が化膿しやすい
このため、たとえ小さな傷でもお手入れをせずに放っておけば、傷が化膿し、潰瘍・壊疽(えそ)といった糖尿病足病変を発症します。最悪の場合は、足を切断しなければなりません。糖尿病対策推進会議によると、壊疽により足を切断した方は年間3,000人以上にも上ります。
糖尿病足病変を予防するためには、1日1回は足を見て、触って、異常がないか確認することが大切です。これまでに糖尿病足病変の既往歴がある方や、透析治療中の方、足の指に変形が見られる方は、特に念入りにチェックしましょう。
当院のフットケア
当院では、糖尿病の方や高齢になり足のお手入れが難しい方を対象に、足のケアに詳しいフットケア指導士が、足のお手入れを行っております。1回のケアの所要時間は30分程度です。月1回を目安にご利用下さい。
フットケアの流れ
1.予約
フットケアは予約制で、月・火・金曜日の午後に実施しております。フットケアと同じ日に糖尿病の診察も可能です。
2.足の観察
患者さまの足に、傷、水虫、魚の目、たこ、いぼ、爪の変形などの異常がないか、チェックします。
3.足浴・爪切り
足浴で足を清潔にして、深爪や巻き爪にならないよう足のお手入れを行います。
料金
糖尿病の方 | 保険適用 |
---|---|
それ以外の方 | 3,000円(税込) |
院長からのアドバイス
足の異常に気づかない状態は、糖尿病が進行して神経障害や血管病変が発生しているという証拠です。また糖尿病で足を失うと、命を失う確率も上がります。定期的なフットケアは、糖尿病とうまく付き合う上で非常に大切なポイントです。放っておかずにお気軽にご相談下さい。