日本顎咬合学会 ~歯周病と全身疾患~ に参加して来ました

2018年6月9日(土)の午後に、東京国際フォーラムで開催された第36回日本顎咬合学会総会 公開フォーラムに参加してきました。今回のテーマは歯周病と全身疾患で、4つのうち2演題は「糖尿病と歯周病」についてでした。かつて神経障害、網膜症、腎症を糖尿病の3大合併症と呼んでいましたが、今や糖尿病は狭心症・心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化性疾患、足の潰瘍や壊疽などの足病変、手の病変、骨の病変、歯周病、あるいは認知症、癌などと関連することが分かってきました。

糖尿病患者では歯周病が重症化し、歯肉が腫れたり出血したり、口臭がきつくなったり、最終的には歯が抜けたりし易くなります。糖尿病が悪化すると歯周病も進行しますが、歯周病をきちんと治療すると血糖コントロールも改善することが報告されています。糖尿病と診断された方は一度歯科を受診して、歯周病のチェックを受けることをお勧めします。

歯周病と全身疾患

 

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